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松井歯科ブログ

2011/05/30 日本睡眠歯科学会講演会

 5月29日(日)。東京ドームに近い「フクダ電子 本郷新館」において日本睡眠歯科学会主催の講演会に参加してきました。
今回は近年、社会的問題にもなってきている「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の治療について歯科の立場からどのような治療ができるのかという講演会でした。
とくに多い「閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)」は、上気道が睡眠中に閉鎖することで 無呼吸(10秒以上の呼吸停止)が繰り返し(1時間に5回以上)、その結果、日中の眠気など種々の症状を呈する疾患です。
 原因としては、肥満、アデノイド、扁桃肥大、顎形態異常 など がありますが、ほとんどは肥満で気道がふさがりやすくなっていることが原因です。
この場合は、ダイエットなどをしていたいただくことが治癒の近道ですが、お口の中に特殊なマウスピースを入れることで下顎を前方に出し、気道がふさがるのを防止することもできます。

 また、顎の大きさが小さく、歯並びが悪い方にもOSASが起こります。
これは、顎が小さいことで、舌が口の中に収まらず、喉のほうに後退してしまい気道をふさぐためです。
この場合も、マウスピースで対応できますが、根本的な治療ではなく、対処療法になります。
根本的な治療は、顎の大きさを変えることです。これには、当院でも行っているSH療法(顎拡大療法)が有効です。
特に小学生などの低年齢の時期に「鼻づまりがある」、「いびきをかく」、「寝相が悪い」、「普段、落ち着きがない」などの状態が見られる場合は、成人になってOSASを起こす可能性がありますので、ご注意ください。 
このような成長期にOSASが見られた場合は、脳の成長にも悪い影響が出る(学習能力の低下、運動能力の低下など)と言われていますので早期に顎の拡大が必要な場合もあります。

 「睡眠中にいびきをかき、時々呼吸が止まる」と家族に指摘された方や、ご家族にそのような方がいらっしゃる場合は、ご相談ください。


                                       院長

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